シンリズム / 彼女のカメラ

日本のポップス系シンガソングライター男子好きな側面を持つ自分としては、去年から今年にかけては、シンリズムとayU tokiOはかなり聴きまくっている状態である。ともに、往年のポップス黄金律を感じさせる完成度と、ひょろっとした風情と飄々としたマイペースっぷりに、にやりとせざるを得ない存在だ。


そんなわけで、一回り以上離れた男子たちの音楽に心奪われている中、11/3のレコードの日に、シンリズムが7inchアナログep「彼女のカメラ / ラジオネームが呼ばれたら」をリリース。これまた、風通しのよいスッキリとしたサウンドに、ちょいとセンチで甘苦い歌詞が、素敵じゃないか。


同日に発表されたMVも、boy meets girlなドラマ仕立ての構成と、映像のアナログ感(ある意味シャレオツ)が外さないなー、って感じ。モデルのkanokoもいい塩梅のかわいさを醸し出してます。終盤のへなへなダンスシーンは、何度も観直してしまったよ。最近は曽我部さんの新作のMVとかもそうだけど、MVの中で女子が踊っているシーンに胸をつかまれていることが多いなあ。


そんな彼らの音楽を聴く問題点。それは結果として、キリンジや堀込泰行らの音楽を聴く時間が減ってしまうことだろうか。この一点だけはただただホントに残念なことである。


the sound of bricolage

サイト管理人・アケシン(UK/US indie・渋谷系 DJ)。 このブログでは、新しくリリースされる作品や、自分が日々聴いている音楽、過去に自分がDJ時に回した音源などをピックアップしていきます。 紹介するからには、その作品をたくさんの方に実際に耳にしてもらいたいので、apple musicなどでチェックできる作品を中心にチョイスしていきます。

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